Description
本書には、パラマハンサ・ヨガナンダがふだん交わしていた会話が集められています。この本を読めば、現代の卓越した霊的偉人の心の中を、親しみをもって、かいま見ることができるでしょう。パラマハンサ・ヨガナンダは、導きを求める人々の質問に答えるとき、自然に、率直に、鋭い洞察力をもって助言を与えました。そして明るい機知のひらめきで、その重苦しい状況をいつ和らげるべきかを的確に知っていました。最も深遠な哲学的真理でも、日々の生活のためのシンプルで忘れ難い処世術へと変えてしまうことができました。
『パラマハンサ・ヨガナンダの言葉』を読むことによって、読者は、大師との個人的な触れ合いを分かち合うことができ、自己改善のための実践的な助言や霊的な啓発を、豊富に得ることができます。どの頁からも、神への限りない愛や、人類への慈愛に満ちた共感が輝き出しています。
About the author
パラマハンサ・ヨガナンダ(1893-1952)は、現代における傑出した霊的指導者の一人として広く認められています。インド北部に生まれ、1920年に渡米、米国で30年以上にわたってインド古来の哲学であり科学であるヨガ瞑想と、バランスのとれた霊的生活を送る技術について教えました。ヨガナンダは、長期にわたって西洋で暮らしながら教えを説いた、最初の偉大なヨガの師でした。北米そして海外を広く旅し、主要都市で満員の聴衆に講演を行い、世界の偉大な宗教が本質的に一致していることを明らかにしました。ヨガナンダは、高い賞賛を受けた自伝『あるヨギの自叙伝』や、東洋と西洋の聖典の画期的な注釈書、その他多くの著作をとおして無数の人々を感化し続けています。パラマハンサ・ヨガナンダの精神的・人道主義的活動は、Self-Realization Fellowship(SRF)によって今日も続けられています。SRFは、1920年にパラマハンサ・ヨガナンダによって創立された国際的団体であり、師の教えを世界に広めることを目的としています。
Editorial reviews
「パラマハンサ・ヨガナンダの霊感に満ちた教えは、世界各地で敬意をもって受け入れられている。東洋から来る霊的教えには、言葉では表現できない、美しい何かがあり、西洋の魂を癒し、変えてしまうことができるのである。」
― 『ライダーズ・レビュー』(ロンドン)