Description
「心の中の静寂の中心から神を呼ぶとき ― 神を知りたい、神の愛を感じたいと、純粋で真剣な切なる思いをもって神を呼ぶとき ― 間違いなく、神からの応えを引き寄せることができます。そのような、愛するお方がおられるという心地よさが、私たちの究極の現実となるのです。そうなると、心は完全に満足します。私たちの人生は一変します。」
慈しみと思いやりあふれる本書の中で、敬愛された一人の霊性の教師が、神との親しみに満ちた関係を誰もが新たに築けると教えています。それは、私たち一人ひとりが、日常生活という布地に、神への気づきを織り込むことによって可能になります。著者はこう記しています。
「世界中を旅する中で、非常に多くの人が私に次のような質問をしました。『どうしたら自分の人生にもっと大きな意味を見出せるのでしょう? 心の中で感じている空しさ、言葉にはできない切なさに、答えはあるのでしょうか? 私が失ってしまった愛は、一体どこにあるのでしょう?』
この本はまさしく、私がその人たちにお答えしていることなのです。」
About the author
スリ・ダヤ・マタ(1914-2010)は、パラマハンサ・ヨガナンダのすぐそばで仕えた弟子の一人でした。ダヤ・マタ(慈悲深い母)という名前が示すように、真の慈悲深い母として、講話や著書や録音・録画物などをとおして、どんな宗教を信じていようと、どんな職業であろうと、皆を英知と神の愛で勇気づけ霊感を与えました。ダヤ・マタは1931年、自分の生まれ故郷であるソルトレーク市で行われた講演会で、初めてパラマハンサ・ヨガナンダに出会い、その後まもなく、僧侶の道を歩むためヨガナンダの僧院に入りました。それから20年以上にわたり、パラマハンサジから霊的な教えや指導を受けるという幸運に恵まれました。その間、パラマハンサジは、自分がこの世を去った後も世界規模の活動を遂行していけるようにと、ダヤ・マタを個人的に訓練しました。ダヤ・マタは、SRF(Self-Realization Fellowship)とYSS(Yogoda Satsanga Society of India)の会長および霊的な長として55年以上(1955年から2010年の逝去まで)にわたり、SRF/YSSの僧侶や世界中の会員たちを励まし、英知と思いやりで導きました。