Description
この本には、パラマハンサ・ヨガナンダの側近の弟子の一人であったスリ・ダヤ・マタが、形式張ることなく率直に語った講話や霊的助言が集められており、『愛だけ』の人生を送るための貴重な手引き書となっています。聖なる意識のなかで、魂は神の無限の愛を体験しますが、パラマハンサ・ヨガナンダによって聖なる意識へと導かれたダヤ・マタが、その鍵である日常の瞑想の道と内なる変容について解き明かしています。どうすれば私たち一人ひとりが、匹敵するもののない満足感を得ることができるかを、慈悲深く実践的な英知の持ち主であるダヤ・マタが明らかにします。
About the author
スリ・ダヤ・マタ(1914-2010)は、パラマハンサ・ヨガナンダのすぐそばで仕えた弟子の一人でした。ダヤ・マタ(慈悲深い母)という名前が示すように、真の慈悲深い母として、講話や著書や録音・録画物などをとおして、どんな宗教を信じていようと、どんな職業であろうと、皆を英知と神の愛で勇気づけ霊感を与えました。ダヤ・マタは1931年、自分の生まれ故郷であるソルトレーク市で行われた講演会で、初めてパラマハンサ・ヨガナンダに出会い、その後まもなく、僧侶の道を歩むためヨガナンダの僧院に入りました。それから20年以上にわたり、パラマハンサジから霊的な教えや指導を受けるという幸運に恵まれました。その間、パラマハンサジは、自分がこの世を去った後も世界規模の活動を遂行していけるようにと、ダヤ・マタを個人的に訓練しました。ダヤ・マタは、SRF(Self-Realization Fellowship)とYSS(Yogoda Satsanga Society of India)の会長および霊的な長として55年以上(1955年から2010年の逝去まで)にわたり、SRF/YSSの僧侶や世界中の会員たちを励まし、英知と思いやりで導きました。