Description
世界中の哲学者や宗教学者は「慈愛深き神がなぜ悪を許されるのか」という問いへの答えを探し求めて来ました。パラマハンサ・ヨガナンダは本書において、神のリーラすなわち聖なるドラマの神秘を解き明かすことにより、逆境に置かれたときに必要な強さと慰めを読者に提供しています。読者は、創造された世界になぜ二元的性質――善と悪の聖なる相互作用――があるのかを理解できるようになり、最も困難な状況をも超えていくための導きを得ることでしょう。
本書に含まれる主題
・ 悪の起源とは何か?
・ 善と悪を分ける境界線はどこにあるのか?
・ 真実ではないものと真実を区別する
・ この世は神の聖なる芝居である
About the author
パラマハンサ・ヨガナンダ(1893-1952)は、現代における傑出した霊的指導者の一人として広く認められています。インド北部に生まれ、1920年に渡米、米国で30年以上にわたってインド古来の哲学であり科学であるヨガ瞑想と、バランスのとれた霊的生活を送る技術について教えました。ヨガナンダは、長期にわたって西洋で暮らしながら教えを説いた、最初の偉大なヨガの師でした。北米そして海外を広く旅し、主要都市で満員の聴衆に講演を行い、世界の偉大な宗教が本質的に一致していることを明らかにしました。ヨガナンダは、高い賞賛を受けた自伝『あるヨギの自叙伝』や、東洋と西洋の聖典の画期的な注釈書、その他多くの著作をとおして無数の人々を感化し続けています。パラマハンサ・ヨガナンダの精神的・人道主義的活動は、Self-Realization Fellowship(SRF)によって今日も続けられています。SRFは、1920年にパラマハンサ・ヨガナンダによって創立された国際的団体であり、師の教えを世界に広めることを目的としています。